校 長 髙 木 寿
石別中学校 校章
「ダイアモンドモチーフの校章とトラピスト修道」
学校経営理念
「生徒の個性を尊重し、可能性を伸ばし、主体的に考える子供を育成する」
~SDGs理念「誰一人取り残さない」を基本~
石別中学校の教職員は、自然に囲まれた豊かな環境のもと、落ち着いた雰囲気の中、一人ひとを大切にする教育活動を展開します。
本校の地域は、当別地区と三ツ石地区から成り立ち、国道228号線に沿って細長く街並みが続き、約1,000人程度の小規模集落である。本地区も少子高齢化が加速している。地域には、社会福祉法人侑愛会経営の「ゆうあいの郷」やトラピスト大修道院(正式名:厳律シト―会 灯台の聖母トラピスト大修道院)があり、童謡「赤とんぼ」の作詞者である三木露風の住んだ地としても知られている。四季を問わず観光客の来訪は多いが,静寂な環境は聖域としての雰囲気を保ち、地域住民の精神的な基盤を成している。地域住民は、学校の教育活動には非常に協力的である。
生徒数は少ないが、少人数で安定した人間関係がみられ、特認校制度が施行されてからは,様々なニーズや事情を抱えた生徒が校区外から転入学し、現在、校区外から通学する生徒は全校生徒数のおよそ7割を占めている。
本校は小規模校の特性を生かした全校体制での活動が多いことから、生徒には学年を越えた連帯感が生まれ、仲間意識が強く、相互理解が十分になされている。特色ある教育活動として、地域住民、侑愛会の各施設や七飯養護おしま学園分校に在籍する生徒との交流も行い、共生の精神を学んでいる。
北斗市教育大綱や教育行政執行方針に記されているSDGs(持続可能な開発目標)の理念に基づいた「誰一人取り残さない」ことを念頭におきながら誠実に中等教育を遂行します。生徒一人ひとりが「より良く生きる」ための教育の実現に向けて、学校・家庭・地域の一層の連携・協働を深めともに歩みましょう。