【10/28】農林水産省北海道農政事務所出前授業「これからの農業について私たちにできること」(5年)
5年生の総合的な学習の時間で、農林水産省北海道農政事務所(函館地域拠点)の皆様を講師にお迎えし、「これからの農業について私たちにできること」をテーマに出前授業を行いました。私たちの住む地域の豊かな農業の現状を知るとともに、未来の農業が抱える課題について深く考える貴重な時間となりました。
🌾 前半:私たちの地域の農業と「4つの大きな課題」
私たちが暮らす北斗市や隣の七飯町は、長ねぎ、ほうれん草、お米、大豆、りんご、トマトなど、数多くの農作物の栽培がとても盛んな地域です。しかし現在、日本の農業は次の4つの視点から深刻な課題に直面していることを学びました。
1.地球温暖化
o 過去100年で日本の気温は約1.4℃上昇。
o 暑くなりすぎると、お米が白く濁ってパサパサしたり、リンゴの色づきが悪くなったりします。
o 農作物を運ぶトラックだけでなく、畑のトラクターや水田、家畜の牛のゲップなどが、温室効果ガス(特に二酸化炭素の28倍の影響があるメタン)の大きな要因になっていることに子供たちは驚いていました。
2.自然災害の増加
o 大雨の回数が増え、畑や水田の水没被害が増加しています。
o 気候の変化に負けない農作物づくりや、未来の食を支える研究が進められています。
3.肥料の高騰
o 尿素、リン酸アンモニウム、塩化カリウムなど、肥料の原料のほとんどを海外からの輸入に頼っています。
4.人手不足の問題
o 日本の農業人口は、2010年の205万人から、2025年には104万人へとほぼ半減。
o 働く人の平均年齢も全国で67.7歳(北海道59歳、渡島地域61歳)と高齢化が進んでいます。
💡 解決へのカギ:スマート農業
これらの課題を乗り越えるため、AIやロボットを導入して農作業をより便利に、効率よく変えていく「スマート農業」の必要性を学びました。
💬 後半:もしも自分が「米農家の社長」だったら?(グループディスカッション)
後半は、日本人1人あたり年間37kg(毎日おにぎり1個分)も捨てられている「食品ロス」の現状を知った上で、グループワークを行いました。
【テーマ】あなたは北斗市の米農家の社長です。人が少なく、地球が暑くなり、肥料も高く、お米が捨てられてしまうこともある中で、「おいしいお米を作り続けて、たくさんの人に食べてもらうにはどうする?」
3つのグループに分かれて熱心な話し合いが行われ、子供たちからは次のような素晴らしいアイデアが飛び出しました。
• 農業体験会を開いて、お米を作る人を増やす!
• 品種改良を進めて、もっと美味しくて、たくさんの種類のお米を開発する!
• お米や農業の大切さを伝えるイベントや取組を行う!
• 食料自給率(お米の自給率)をさらに高める!
• 思わず手に取りたくなるような、魅力的なパッケージにする!
まとめ ~ 未来のために、今日から私たちができること
最後に講師の方から、未来の農業を守るために私たちが今すぐ実践できる3つのアクションを教えていただきました。
★環境にやさしい食品を選ぼう!
化学肥料や農薬を抑えた「有機農産物」などを応援する。
★地産地消!
地域で採れたものを地域で食べることで、農家さんを支え、輸送の二酸化炭素も減らす。
★食品ロスを減らそう!
家庭から出るごみを減らし、可燃ごみ償却時の二酸化炭素排出を抑える。
農林水産省 北海道農政事務所 函館地域拠点の皆様、本日はお忙しい中、子供たちのために大変貴重な学びの機会をいただき、誠にありがとうございました。
身近な食卓の背景にある世界の課題や、地元の農業の素晴らしさに気づく素晴らしい時間となりました。今回学んだ「地産地消」や「食品ロスの削減」を、学校や家庭でもさっそく実践していきたいと思います。
【10/27】思春期教室~生きているだけで100点満点!いのちの誕生を学ぶ~(5年)
本日5年生では、「はこだていのちのおはなし会」の皆様をご講師にお迎えし、『思春期教室』を開催しました。「命の誕生」や「心と体の仕組み」について、分かりやすい言葉や実演、対話を通して深く学ぶ、素晴らしい時間となりました。
命のはじまりは「小さな穴」から
最初に配られたのは、中央に小さな穴が空いた折り紙です。
「これは何の大きさかな?」という問いかけに、子供たちは興味津々。実は、これが「受精卵」の大きさです。
約3億個の中の、たった1個の精子が卵子と結びついて生まれた奇跡の命。その小ささに子供たちは驚いていました。
2000倍の大きさになって生まれる奇跡
その後、子供たちは成長のプロセスを体感していきました。
• 2か月後: 綿を丸めた小さな玉ほどの大きさ。
• 10か月後: お腹の中で受精卵の2000倍の大きさに成長し、誕生へ。
赤ちゃんはお腹の中で、1分間に120~160回もの脈拍で心臓を動かしています。これは小学生が全速力で走った後と同じ。赤ちゃんも、お腹の中で一生懸命がんばっているのです。
「今ここに生きていること自体に、強い生きる力がある。とても素晴らしいことなんだよ」という言葉が心に響きます。
「生まれるって大変!」出産の実演
赤ちゃんが生まれてくる様子を再現する実演もおこなわれました。赤ちゃん役として協力した児童からは、次のような実感がこもった感想が聞かれました。
「お母さんのお腹の中は、温かくて柔らかくて、とても居心地が良い場所に感じました。でも、生まれるのは本当に大変なんだと分かりました。特に頭と肩を出す瞬間が難しかったです」
お母さんの出産の大変さはもちろん、「赤ちゃん自身もがんばって生まれてきたんだ」というリアルな気付きがありました。
お誕生日は「自分をほめる日」
赤ちゃんが生まれると、お母さんはみんな優しい笑顔で抱っこをしてくれます。
お誕生日は、あなたががんばって生まれてきた日であり、「自分で自分をほめる日」。そして、お母さんに優しい笑顔で抱っこしてもらった日です。
子供たちは一連のお話を通じて、大切なことをたくさん受け取りました。
• みんな、はじめは本当に小さな受精卵だったこと。
• 誰もが強い生きる力を持っていたから、生まれてこられたこと。
• 「生きているだけで100点満点」だということ。
命を大切にすることは、自分を大切にすること。
自分を大切にできるようになると、周りの人のことも大切にできるようになります。
これからを生きる子供たちにとって、かけがえのない道標となる時間を過ごすことができました。
「はこだていのちのおはなし会」の皆様、心温まる授業を本当にありがとうございました。
【10/26】落花生の収穫体験をしました!(3年)
本日の午後、3年生は日頃から大変お世話になっている「4Hクラブ」の皆様と一緒に、落花生の収穫体験を行いました。4Hクラブの皆様は、道南地域でも珍しい「生落花生」の本格栽培を長年続けていらっしゃいます。
大きく育った株を土の中から引き抜くと、大粒の落花生が次々と姿を現しました。
初めて見る光景に、子供たちからは驚きの声が大連発!
• 「うわ~、大きい!」
• 「落花生が(土のなかに)なっているの、初めて見た!」
• 「土の中でこんなに育つんだね!」
• 「僕のには20個以上もついてるよ!」
自分で収穫した落花生を手に、笑顔で嬉しそうに話す子供たちの姿がとても輝いていました。
4Hクラブの皆様、貴重な体験を本当にありがとうございました。
【10/26】精米の見学に行ってきました!(5年)
これまで米作りで大変お世話になっている白戸さんの工場へ、5年生が精米見学に行ってきました。
🌾 もみから白米へ!たくさんの「過程」を経て届くごはん
工場に入ると、大きな機械から響く大迫力の音に子供たちは驚きの表情。機械の中で、お米がどのように姿を変えていくのかを丁寧に説明していただきました。
もみ ➔ (もみがら) ➔ (くず米) ➔ 玄米 ➔ (米ぬか) ➔ 白米
私たちが普段何気なく口にしているごはんが、数多くのステップを経てできていることを、子供たちは肌で実感していました。
♻️ 「お米は捨てるところがない」素晴らしい力
白戸さんのお話の中で特に印象的だったのが、お米が持つ資源としての力です。
・もみがら:牛舎の牛たちの温かい寝床へ
・くず米:専門業者の手でさらに利用価値を高める
・米ぬか:畑にまいて栄養たっぷりの肥料へ
お米は一粒も無駄にすることなく、さまざまな形で循環していることを学びました。
🚜 プロの工夫と情熱~なぜ複数の品種を育てるの?
子供たちからの「米作りで気をつかうところはありますか?」という質問に対し、白戸さんは「稲刈りの時期」だと答えておりました。
より多くの収穫、よりおいしいお米を得るために天候への目配りは欠かせません。さらに、一番忙しい収穫期が重なってしまわないよう、あえて複数の品種(ゆめぴりか、ななつぼし、ふっくりんこなど)を育てているそうです。品種によって成長のスピードが異なる特性を活かし、計画的に収穫時期をずらすという、まさに「お米のプロ」としての先を見据えた姿に、子供たちも深く感銘を受けていました。
🏔️ 地域に根ざした米作り
私たちの住む道南(渡島・檜山地方)では、種を直接田んぼにまく「直播(ちょくはん)栽培」が可能です。そのために専用の品種改良を行い、質の高い種子づくりにも大きな力を注いでいることを教えていただきました。
🤝 【予告】12月に「感謝の会」を開催します!
今回の見学を経て、お米への感謝がさらに深まった5年生。12月には、白戸さんを学校にお招きして「感謝の会」を開催する予定です。
自分たちで収穫したおいしいお米を白戸さんと一緒に味わいながら、これまでの感謝の気持ちをしっかりと伝える会にしたいと考えています。
今回の見学は、毎日食べているお米への感謝の気持ちと、地域の農業・産業への誇りがさらに深まる素晴らしい体験となりました。白戸さん、貴重なお時間を本当にありがとうございました!
【10/21】五感を育む木育学習 ~北斗市・匠の森公園での大発見と創造の1日~(5年)
5年生が楽しみにしていた「木育学習」が、北斗市の匠の森公園で行われました。
前半の森林散策では、あいにくの雨模様となりましたが、子供たちは元気いっぱい!
「どんぐりを見分ける8つのポイント」を教わりながら、丸いもの、細長いもの、しましま模様のあるものなど、多種多様などんぐりを夢中で探しました。また、地面に広がる落ち葉にも様々な形や色の違いがあることを、実際に森を歩くことで五感を使って発見していきました。
後半は、匠の森の施設内に場所を移し、端材(はざい)を使った木工工作に挑戦しました。
子供たちは、自分が手にした木材の形や手触りからどんどんイメージを膨らませ、世界に一つだけの作品作りに熱心に励んでいました。
活動後の子供たちの振り返りからは、多くの感動と気付きが見られました。
• 「北斗市にこんなに素晴らしいところがあるなんて知らなかった!」
• 「今度はお母さんに連れてきてもらって、もっとたくさんの発見をしたいな」
• 「今までは知識として森の大切さを知っていたけれど、今日の学習を通して、自分たちの手で森を守っていく大切さに本当の意味で気付くことができた」
雨をも吹き飛ばすほどの熱量で学び、体験したこの一日は、子供たちにとってこれまでの自分を大きく「アップデート」できる貴重な時間となりました。
最後になりますが、温かく迎えてくださった北斗市の関係者の皆様、そして丁寧にご指導いただいた森町ハルキ様をはじめ、子供たちの学びを支えてくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
【10/17】あたたかい拍手と応援をありがとうございました ~「楽しく明るく元気に発信!」した学習発表会~
本日は、本校の学習発表会にご多用の中、第1部、第2部ともに220名を超える大変多くの保護者の皆様、地域の皆様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
今年度の学習発表会は、皆様の細やかなお気遣いと、何より子供たちへの温かいお心遣いのおかげで、最初から最後まで大変素晴らしい時間となりました。心より深く感謝申し上げます。
発表を終えた子供たちの教室からは、たくさんの喜びの声が聞こえてきました。
「大きな拍手をもらえて、本当にうれしかった!」
「『よかったよ』って言ってもらえて、がんばってよかった!」
「これまで練習してきた成果を、全部出し切ることができた!」
子供たちの表情は、達成感と自信に満ちあふれていました。
まさに、本校が掲げるテーマ「楽しくなければ学校じゃない」「ふるさと萩野から楽しく明るく元気に発信!」を、子供たち自身が体現してくれた素晴らしい姿でした。皆様がつくってくださった温かい会場の雰囲気が、子供たちのエネルギーを最大限に引き出してくださいました。
今回の発表会を通して、学校・家庭・地域が一丸となったときの大きな力を改めて実感いたしました。
今後も、保護者の皆様、地域の皆様とともに、子供たちの笑顔あふれる学校を目指してまいります。
今後とも、本校の教育活動への変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
(1年「おおきなかぶ」)
(2年「アイウエオリババ」)
(3年「おきたじぞうとねむたじぞう」)
(4年「10歳の職場体験~20歳の自分をさがして~」)
(5年「盗まれた宝物」)
(6年「Let's Go 歴史の館!」)
【10/8-10/9】4年生 ネギ収穫・販売体験!〜畑で育った、たくさんの宝物〜
10月8日(木)・9日(金)の2日間、4年生が「ネギの収穫・出荷調整作業」と「販売体験」を行いました。
農家の方々の苦労に触れ、地域のお客様と温かくつながる中で、子供たちがひと回りもふた回りも大きく成長した2日間でした。
10月8日(木) 収穫体験と「出荷調整」の難しさを知る
今年は少雨の影響で栽培が難しい時期もありましたが、違う圃場(ほじょう)で元気に育った立派なネギを無事に収穫することができました。
収穫のあとは、お店に並べるための「出荷調整作業」に挑戦!
・ 根の切り落としや泥のついた皮むきを一枚一枚ていねいに手作業で行いました。
・ 店頭に並ぶ美しいネギにするまでの工程の多さに、子供たちはビックリ。
・ 「いつも食べている野菜は、こんなに手間がかかっているんだ…」と、農家さんたちの普段の大変さを身をもって痛感していました。
10月9日(金) 「あぐりへい屋」でのドキドキ販売体験!
翌日は、地元の直売所あぐりへい屋の駐車場をお借りして、いよいよ自分たちが仕上げたネギの販売です。
・はじめは緊張の表情 声も小さくこわばっていましたが、お客様の優しい笑顔に触れるうちに、どんどん元気に!
・駐車場に響く元気な声 「いらっしゃいませ!」「美味しいネギはいかがですか!」と、活気あふれる声が広がりました。
・手作りの「ネギ新聞」も大好評 総合的な学習の時間などで、子供たちが一生懸命ネギについて調べてまとめた新聞を添えて手渡すと、お客様からは「すごいね!ありがとう」と大変喜んでいただきました。
畑で育つのは、作物だけじゃない
この2日間の貴重な体験を通して、子供たちは「食」を支える人々の想いや、人とつながる喜びなど、教科書だけでは学べない多くのことを吸収しました。
『畑で育つのは作物だけじゃない』
地域に見守られながら、子供たちも自分たちの手で育てた長ネギのように、まっすぐに、ぐんぐんと心豊かに成長してほしいと願っています。ご協力いただいた農家の皆様、あぐりへい屋の皆様、そして温かい声をかけてくださった地域の皆様、本当にありがとうございました!
【10/2】5年生 実りの秋!稲刈り体験
10月2日(金)、爽やかな秋空のもと、5年生が稲刈り体験を行いました。
今回は、開発地区環境保全会の白戸さんから鎌(かま)の安全な使い方を教えていただき、作業をスタート。
最初は慣れない手つきで不安そうな子供たちでしたが、コツをつかむと、たわわに実った稲穂を次々と力強く刈り取っていきました。低い姿勢を保つ作業に苦労しながらも、お互いに声をかけ合い、こまめに休憩を挟みながら最後までがんばりました。
刈り取った稲は、その場ですぐに脱穀(だっこく)しました。地面に落ちた一粒を「もったいない」と大切に拾い集め、丁寧に揃えて保全会の方に手渡す児童の姿がとても印象的でした。
保全会の方から「今年のお米は出来が良い」と太鼓判を押されると、子供たちは大喜び。
「自分たちが刈ったお米を、たくさんの人に食べてほしいな」と笑顔で話していました。
お米一粒の大切さや、作物を育てることへの感謝の気持ちを肌で感じる、実り多き体験となりました。







